マグルが気になる「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

言わずとしれたハリー・ポッターの世界。賢者の石より70年くらい前のストーリーですね。

前作の「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」はコメディータッチな部分もあったのですが、今作はだいぶずっしりした展開になります。

どんな世界でもあれこれと成約があったり、争いがあったりして、そのまま自分の生活に投影できそうです。

ジュード・ロウのダンブルドアが意外としっくり来ていて、自分でもびっくりしましたね。そして、若い時はスーツでもやっぱり校長になる頃にはあのローブになるんだなと、そんなところが気になったり。

なんといっても、わたしは脇役がすきなので、今回とっても気になっているのは、パリやロンドンの街中で魔法使いたちがドンパチ(ドンパチ?でもないけど)やっている時に、周りにいるマグルたちは気づかないのかなとか、自分がここにいたらどんな役割だろうとか、そんな事を考えました。


わたしは特別な能力もないからきっとマグルで、まわりでおきていることに全然気づかずに生活しているんだろうな。

前作に続いて登場しているマグルでパン屋さんのジェイコブみたいに、あたふたしながらこの魔法世界と楽しみたいなって思います。いいな、憧れ。


そして、もうひとり、とても気になっているのはナギニ。ここからどんな経緯があってあのナギニになってしまうのか? 続編が気になるところです。


ファンタスティック・ビーストシリーズは5部作で、来年第3作が公開予定になっているらしいので、そのあたりが楽しみです。

こんなふうに魔法が使えたら……どんなにいいだろう。

子供の頃からそんな空想ばかりしていたけど、物語はその力で別世界に連れて行ってくれる、誰でも使える魔法のひとつなんだって、いまになって思います。


お気に入りは、今は心優しきナギニ


*さり*

ひとり好きのひとりLIFE

「ひとり」って決して「孤独」じゃない。好きなことを好きなときに好きなように。自分の気持ちに素直に生きる。だから「ひとりって素晴らしくステキ」