小雨降る上野・東京国立博物館へ「特別展 聖徳太子と法隆寺」展示会に行ってきました。
コロナ禍で昨年は展示会が中止になったりしていて、今年も事前予約が必要だったりしますね。時間があるときに思い立って好きな展示会に足を運ぶってことが難しくなって少々つらいです。
今回はちょうどお盆の時期でもあって、ツイッターの混雑具合情報が秋がありそうだったので、当日思い立ってエイヤッと行ってきました。
以前であれば、きっと大混雑だっただろう展示会ですが、観覧人数も少なくてとても快適。
1つずつの展示をじっくり観たいタイプなので嬉しい限りです。
昨年の百済観音展が中止になって、とても悲しい思いをしたので今回はとても楽しみにしていました。
特に威厳に満ちた太子像とユーモラスにも感じる従者像は興味深かったですね。
わたしが一番食いついてみていたのは「獅子狩文錦」です。以前にも観ているのですが、やっぱり遠い異国から飛鳥の地までたどり着いたこの一枚の錦の旅を思うと、じわっと感動してしまいます。
わたしが歴史に興味を持つきっかけの大きな一つである、国語の教科書にあった「獅子狩文錦」の物語、忘れられませんね。
館内はもちろん外も肌寒い異例の夏の日。思いっきり好きなものを好きなだけ堪能した一日でした。
まだ、開催期間ありますので、興味を持ったらぜひ行ってみてくださいね。
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