好きなことをするのにおそすぎるなんてことはない/映画「最高の人生の見つけ方」モーガン・フリーマン&ジャック・ニコルソン

とにかく主役より脇役の人が好きなんです。音楽のバンドでもボーカルじゃなくて、うつむき加減な感じのベースが気になったりするというへそ曲がりなので、映画でも「え? そんな人いたっけ?」って言われるくらいの脇の脇の脇の人が好き。

今日思い出したのは、厳しめ頑固爺からボワッとしたお人好しまで幅広い役を演じているモーガン・フリーマンと、これもまた怪演すさまじいジャック・ニコルソンが、ぶつかり合う素敵な映画「最高の人生の見つけ方」です。

どうしてこれがふっと思い出したのかわかりませんが、色々やりたいことを制限されている今だからこそ、ホントは何がしたいのかを考えていたからかなと思ったり思わなかったり。



何年か前に内容をまったく知らずに観てほんとに面白かったので、もしまだ観ていなかった是非モノでオススメです。
わたしは映画は完全に娯楽として観たいほうなので、これも基本的にはコメディです。いい年をした病人同士が言い合いをして罵り合いながら、やりたいことをやっていく。ギャンギャン言いながらスカイダイビングしたりするんですよ、もうそれだけで笑えてくるでしょ?
そんなドタバタ劇の合間合間にじわっとした台詞があり、この俳優ふたりのちらっとした表情に胸がぐっと押されるような気がしたりします。


▼予告編だけでもなかなか笑えます


▼こちらはアマゾン(自宅ですぐに映画を観られる、しあわせな時代ですね)


ネタバレになるといけないのでストーリーは語りませんが、まあ頑固なおじいちゃんふたりが喧嘩しながらワイワイやっている映画と思ってみたらいいと思います。


そして、脇役好きのわたしとしては最後の最後で思いがけずに泣かされてしまったシーンがあります。このシーンでニヤッとさせられるところまでが、この映画の楽しみ方じゃないかと思います。


好きな映画の好きなシーン
自分だけでニヤニヤ楽しみたいようでちょっとは他の人にも言ってみたい。そんな天の邪鬼なおすすめ映画です


ちなみに、日本でリメイクされていますけど、そちらはまだ観ていません(すみません)、これが日本を舞台にして主役ふたりが女性になったら、またぜんぜん違うストーリーになりそうですよね。
いつかそちらも観てみようかなって思っています。


今日も読んでくださってありがとうございます

*さり*

ひとり好きのひとりLIFE

「ひとり」って決して「孤独」じゃない。好きなことを好きなときに好きなように。自分の気持ちに素直に生きる。だから「ひとりって素晴らしくステキ」